美容室を経営するにあたってやらなければならない事がありますよね?
その一つとしてターゲットを選定する事です
しかしこのターゲットを選定をしない方がいらっしゃいます
なぜターゲットを選定しないんですか?
とお話を聞くと
「どっちでもいい」
「全員来たらいいんじゃないですか?」
という答えが返ってくることがあります
しかし本当は「ターゲット選定が狭すぎたり、誰に向けた商品なのか?わからなかったり」
します
ウチの美容室のターゲットは広くしてますよ!と言っていても実はそれは狭かったりします
ほとんどがこの大事なターゲット選定を間違えているという事です
大事な事を言っておきます
成功の大部分は商品、顧客を知る事です
それなのにほとんどの方がターゲットを選定せずに事業をし始めるが思った様に上手くいかなず
経営が苦しい状況となります
美容室経営の何故ターゲットを選定するのか?
でもなんでターゲットを選定するんですか?
例えば君がカラーがしたいなあ~と思ったとしよう
A店のカラーが上手い美容室
B店の普通の美容室
両店とも全メニュー対応していてA店がカラーを得意としている
どっちに行きたい?
カラーがしたい訳だからA店を選びますね!
そうなるよね!
でもつまりそういう事なんだよ
んっどういうことですか??
つまりA店のターゲットはカラーがしたい人をターゲットにしていたという事
カラーがしたい人が来たいと思うメニューや強みを発信する事で他のお店と差別化する事が出来るという事
ターゲットを選定しないという事は他の美容室と一緒ですよそれでも来てくださいねと言っているようなものです
お客様からしたら
他の美容室と一緒だし!他のところでもいいかな?
となります
あなたが考えるのは
自分の美容室はどんなお客様に来てほしいのか?
どんな悩みを解決できるのか?
という事を考えなければいけません
だから顧客、商品の事を知る!ターゲットを決めるという事です!
ターゲットは広く細かく!
ターゲットは広く細かくすることが大事です
結構ややこしい話になりますが頑張ってついてきてくださいね
ターゲットはビジネスにもよりますが広く細かく
どういうことかと言いますとこんな感じです!

つまり入口は広くお客さんが入りやすい
中に入ると情報がたくさんあってその情報を受け取った人が
「この商品凄そう!ほしい」となるという事です
間違えてはいけないのは広く広くはダメです
理由はあなたのお客様にならない人をお客様にしてしまうからです
良いお客様とはあなたの商品を理解してほしいやってほしい
と言って何度も買っていただける方ですよね?
でもあなたの商品をあまり理解せずにお店に来て
納得、満足いかなかったからと言って理不尽な事を言ってくる方もいますし
「金を払うんだからこれぐらいして」と無理難題を押し付けられる事はありませんか?
ターゲットを絞らないばかりにターゲットではないお客様がご来店して
も満足はしませんし リピートもしません
下手をすればクレームなんかにもなります
だから全員来てくださいダメなんです
正しくはとりあえず
「全員見てくださいそしてこの情報を受け取って価値を感じたら来てください」
これが広く狭くです
ターゲットの分母が広かったらいいですが狭すぎたらお客様がきませんので戦略を変える必要があります
そのターゲット広いですか?
あなたのターゲットは何ですか?と聞くと
ほとんどの方がうちはカットがメインなんでカットです
ウチはカラーが得意なんでカラー特化なんでターゲットはカラーです
という方が多いと思います
後は全部とかね!
カラー
カット
縮毛
子供カット
パーマ
エクステ
とか全部取り入れちゃうパターン
これは先ほど言った様にどこのお店もやっている事なんで
差別化されません
例えばカットをターゲットにするとこうなります
100人の女性に
当店のカットはこんな魅力がありますどうですか?
やりたい人は手を挙げてください
反応する人はどれくらいいるでしょうか?
大体60人としましょう
なぜなら残りの手をあげなかった40人は
「最近カットしたんで大丈夫です」
「別にこだわっていないんで大丈夫です」
とかですね
つまりどういうことかと言いますとこれはターゲットの幅が狭いという事です
※カットがしたい人の分母がでかいですがもっと広いターゲットがあるので狭いと言いました
ではどうすれば100人の女性の人の反応を高める事が出来るターゲットを設定するのか?
奥底にある「なりたい状態」を刺激する!
つまり人間誰もがなりたいであろう状態を刺激する事で反応させる事が出来ます
どういうことかと言いますと
先ほどは100人の女性に対して
カットがしたい人はいますか?と問いかけ60人が手を挙げました
これを反応を高めるためにはこう言います
綺麗になりたい人はいますか?
当店では綺麗な髪に生まれ変わることができます
どうでしょうか?綺麗になりたい人かカットがしたい人
どちらが多いでしょうか?
女性で綺麗になりたくない人はいないですよね?
つまりこれは欲しいという欲求 ウォンツです
ニーズは必要性 ウォンツは欲しい
ターゲットは綺麗になりたい人をまず入口にしてそこから
綺麗になるには〇〇です
この○○はあなたの商品ですという事を伝える

ほとんどの方が狭い入口にしているのでお客さんの目に留まりません
他の例で例えるなら焼き肉店
焼き肉が食いたい人をターゲットにしてはいけませんよ
広いターゲットにするのなら「お腹をすかせた人」「うまいご飯を食べたい」です
焼き肉を食べたい人が多いのか?お腹をすかせた人が多いのか?
という事を考えましょう
ターゲットは広く狭く
入口は広い状態で中に入れば狭く情報が張り巡らせている
その情報を受け取った人があなたの商品が欲しいとなるのです
今度は狭いターゲット 真のターゲットについてお話ししていきましょう!